【仕入れ日記】大分県小鹿田の里・中編

朝ごはんを部屋で済ませ、いよいよ小鹿田の里へ出発。日田からバスで30分ちょっと。途中から山道に入り、どんどん登っていくと民家が見えてきて小鹿田の里に到着します。

集落に到着してまず初めに唐臼の音が耳に入ります。想像するよりも意外と大きい音が響いています。

唐臼

そして、唐臼を動かしている川がちょろちょろと流れています。とても静かです。集落はなだらかな坂道になっていて9軒の窯元が並んでいます。下から順に訪問していきます。


まずは、集落の下の方に位置する坂本工窯へ。父の工さんと息子の創さんのお二人で作陶しています。



こちらの窯は個人窯で窯焚きしています。共同窯よりは小さいですが、立派な登り窯でした。



この日は釉薬をかけたり、窯入れの下処理をしたりしていました。



工さんの飾らない喋り方が心地よく、気づいたらお昼になっていました。


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お昼は、集落唯一の食事処で休憩。蕎麦茶屋なんだから蕎麦を食べたかったが、娘の為にうどんで我慢。ベビーシッターいとうさんはもちろん蕎麦を注文。



うつわはもちろん小鹿田焼。疲れと緊張で疲れた身体に染み入り、うどんもとてもおいしかったです。
そして席から坂本創さんとよちよち歩きの息子さんのお散歩風景も見られ、心も身体も満たされ、そろそろ出発。



続いて坂本工窯の斜め向かいにある、柳瀬裕之窯へ。窯主の柳瀬裕之さんがロクロをひいています。こちらの窯は共同窯を使用しています。



現在は奥さまと協力しながらお二人で作陶しています。



現在小鹿田焼の窯元は9軒あり、窯元によりそれぞれ作られるうつわの雰囲気も違いますが、作業場の雰囲気ももちろん違くて、非常に面白いです。



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