【仕入れ日記】愛媛県砥部町・前編

空港から30程で着く松山のホテルに泊まり、2日目の朝から砥部焼の産地、砥部へ向かいます。まだ車の免許を持っていない為バスで移動します。

旅行の時は大体晴れている記憶しかなかったのですが、今回は朝から雨が降っていました。ベビーカーに大荷物で雨の中バスを待っていると、道路の向かい側にバスが来ました。乗れませんでした。あーよくやるよなーこれ、と思いながら仕方なくタクシーで砥部へ。

窯元は民家の中にポツポツあります。

まずは池本窯さんへ。

初めて電話でお話しした時同様クールな印象の池本さん。子連れですみませんと挨拶すると、それまでのクールな顔が緩み優しい笑顔を見せてくださいました。人見知りな娘にも話しかけてくださいましたが、頑固な娘は無視していました。

池本惣一さんの父、忠義さんが始めた池本窯。お父さまが亡くなられた後、惣一さんが後を継ぐこととなり、ほぼ独学で技術を習得しました。池本窯のうつわは大きなガス窯と、他の窯元と共同で管理している登り窯で作られています。

5年ほど前から工房の隣で池本道具店という古道具屋もはじめており、素敵な空間が広がっています。

さまざまな古いものが並んでいます。
つまみ部分を磁器で直した古い棚。

お店にあるものはちょこちょこ池本さんが直してカッコ良く仕上げたりしています。また金継ぎを始めたり、コーヒーも焙煎したり、クオリティの高いスイーツを作ったり…何でも作っちゃう方だなーと思いました。

コーヒー焙煎時に使っているコーヒー焙煎機。
窯元が焙煎したコーヒーを窯元が作った器でいただきました。

コーヒーを頂いた後、うつわを選びに再び工房へ。

限界を迎え暴れ出す3歳の娘をおんぶしながらうつわを選んでいたら、娘の足がうつわに当たり結構な高さからうつわが落下。

謝罪するも、全然平気と仰る池本さん。言葉通りうつわは無事で砥部焼の頑丈さを実感しました。

一軒目にして限界を迎えた娘との旅はまだ続きます。

池本窯(愛媛)の商品はこちら↓

https://utsuwaya-shiroosa.com/?mode=srh&cid=2796244%2C0&keyword=

他の仕入れ日記はこちら↓

https://utsuwaya-shiroosa.com/apps/note/?cat=9

Tags:

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です