【仕入れ日記】愛知県・吹きガラス工房一星

コロナウィルスに罹りながら新年を迎えた2023年。症状もすっかり良くなった一月末、愛知県瀬戸市に工房を構える、吹きガラス工房一星へお邪魔しました。名古屋駅まで新幹線で向かい、最寄駅の尾張瀬戸駅に到着しました。新幹線でのお話はこちら→https://utsuwaya-shiroosa.com/apps/note/?p=1044

工房までは歩いて10分程。ちらほら古い瓦屋根の家屋が目に入ります。そして吹きガラス工房一星に到着。以前は接骨院だったという建物はなんと築80年!戦前からある建物です。

入り口には、ステンドグラスをやられているご主人と吹きガラス工房一星の看板が並びます。

星と月!

中に入ると築80年には見えない内装とご主人が制作したという素敵なステンドグラスのパネルがありました。

代表の山田さんにご挨拶をしていると奥の住居スペースからネコがゾロゾロやってきました。

かわいい

子供みたいな鳴き声をしているネコたちは出来上がった山田さんのうつわを割ってしまうことがあるそうです。みんなオスネコだからか喧嘩して割るそうで、人もネコもオスはヤンチャなんだなと実感。

”潤くんの結婚式で貰ったやつ”と言って太田哲三さんの湯呑みでお茶を出して下さいました。山田さんと太田潤手吹き硝子工房の太田潤さんは修行時代同じ工房で働いていたそうですが、思わずおお!と思ってしまいました。

大学時代に写真学科を専攻していたという山田さんは、写真をやりたいとは思わなかったそうですが、今は好きで写真も撮っているそうです。

ちょうど窯を温めているところだということで次は窯へ案内していただきました。住居の建物の裏に窯があります。住居の建物を横から見てみると何やら見慣れない出っ張りが…ベランダか?と思って聞いてみると、押し入れだそうです。さすが築80年ですの佇まいはカッコ良いです。

たまに目に飛び込んでくるご主人の素敵なステンドグラスがここにもありました。

瀬戸などものづくりが盛んな地域は窯に対して寛容さがあるからものづくりがしやすいそうです。窯の前には随分と成長したヤシの木があります。

窯の部屋の入り口には原料となるたくさんの空き瓶が置いてあります。

そして中に入ると山田さんお手製の灯油窯が一台あります。

ガラスの場合、用途別で普通は3つ窯があるのですが山田さんの窯は全てが一体となった一つの窯で全ての作業を行っています。

長時間滞在してしまった為お昼ご飯をご一緒することに。車で少し行った古い街のオシャレなカフェに連れて行ってもらいます。

政治とコロナにとても詳しく、コロナウィルスの素材別生息期間を教えてもらいました。

毎日火を扱っているせいかとても薄着な山田さん。私はダウンを着ています。

山田さんとは尾張瀬戸駅でお別れし、その後駅付近を散策。棋士の藤井くんの地元のようで駅前は藤井くんだらけでした。

どうでも良いですが8年ほど前、新宿駅で藤井くんを見かけたことがあります。

駅前は古いながらも色々なお店があり楽しい商店街でした。

帰りの新幹線の前にまだまだ名物を食べたいのでそろそろ名古屋駅へ向かいます。関東ではなかなか見ないタイプのチャージ機。

名古屋駅に着いたら早速名古屋名物味噌カツと手羽先を目指しお店を探します。無事素敵なメニューのお店に入店できもう既に満足。

一人なので茶色いものしか頼めませんでしたが大満足。鳥×豚

食べ終わったら5歳の娘のリクエストのお土産探しへ。

無事吠えないわんちゃんをゲットし、急いで新幹線へ。

行きの新幹線では疲れましたが、愛知では楽しい時間を過ごせてとても良い訪問となりました。

吹きガラス工房一星のうつわはこちら→https://utsuwaya-shiroosa.com/?mode=cate&cbid=2907315&csid=0

吹きガラス工房一星についてはこちら→https://utsuwaya-shiroosa.com/apps/note/?p=1541

他の仕入れ日記はこちら→https://utsuwaya-shiroosa.com/apps/note/?cat=9

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