去年あたりから様々なところで大きな価格の値上がりを実感することが増えてきました。原材料の高騰により値上げをせざるを得ない窯元も増えてきています。先日伺った再生ガラスのニジノハもその一つです。
この冬、一般家庭でも電気代は心配になる程値上がりしました。ニジノハではガラスを溶かすための窯に電気窯を使用しています。去年と比べて電気代はものすごく上がったそうです。そのため今年からニジノハでも値上げを始めました。ニジノハの平岩さんは”グラス一つに3000円もの値段をつけたくない”と物価高騰の現状、自分自身の価値観を天秤にかけながら、うつわという我慢できるものだからこそ慎重に値上げをしました。
私はうつわを売る立場ではありますが、やはり価格高騰によりうつわの値段も結構高いな〜と感じることももちろんあります。そして一つ一つ人の手で作られているからこそ、そして信頼できる作り手だからこそ真っ当な価格だということも理解しています。今回の値上げについて、作り手も苦渋の決断の末であるということ、それによって売り手も価格を上げざるを得ないということ、このような背景があるということをご理解いただけると幸いです。
現在ニジノハの商品は同じ商品でも色によって価格を変えて販売しています。今年仕入れたものとそれ以前に仕入れたもので価格を変えています。そちらも併せてご確認ください。
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